一人暮らしでお風呂はもったいない?シャワーとどっちが節約になる?
「一人暮らしでお風呂を沸かすのはもったいないかな?」
一人暮らしを始めると光熱費とかも気になるようになりますよね。
お風呂といえばガス代。
お風呂を沸かして入りたいんだけどガス代が気になりますよね。
シャワーの方が節約になるかとか。
この記事では、
- 一人暮らしでお風呂を沸かすのはもったいないのか?
- シャワーの方が節約になるのか?
- 湯船に浸かるメリット・デメリット
- シャワーのメリット・デメリット
について書きました。
一人暮らしでお風呂入るのはもったいない?シャワーとどっちがお得?
「一人暮らしでお風呂入るのはもったいない?」
「シャワーとどっちがお得?」
一人暮らしを始めてお風呂に入る時に考える人もいますよね。
実際、自分も物件選びの時はお風呂のガス代について考えてました。
結論からいうと、シャワーだけの方がお得というわけではないです。
- シャワーの方がお得というわけではない
- お風呂一回貯めるのにかかるガス代
シャワーの方がお得というわけではない
「シャワーの方がガスを使わないからお得」
と思いますよね。
けど、意外とそうでもないようです。
シャワーは1分間で12Lのお湯を使います。
浴槽にお湯を貼る場合はだと1杯分およそ200Lのお湯が必要です。
シャワーは1分間で12Lといっても、10分、15分と20分と長くなってくるとそれに比例してお湯の量も変わってくるのでガス代も高くなっていきますよね。
ガスも都市ガスとプロパンガスでガス代が違いますが、シャワーの時間が長くなれば、シャワーの方が高くなります。
なのでシャワーの方がお得というわけではないのです。
お風呂一回貯めるのにかかるガス代
お風呂一回貯めるのにガス代はいくらかかるのでしょうか?
下記はお風呂一回貯めるのにかかるガス代です。
- 都市ガス:約82.97円
- プロパンガス:219.53円
参考:都市ガス 2024年11月、東京ガス「一般料金」B表の基準単位料金
参考:プロパンガス (石油情報センターの関東10㎥平均料金(2023年12月))
上記のガス代は200Lを貯めると仮定して計算したものですが、シャワーを浴びる時間が長いほど、ガス代が高くなります。
前述の通り、シャワーの方がお得とはいいがたいのです。
湯舟につかる浴びるメリット・デメリット
ガス代がシャワーだけよりかかるといっても湯舟に浸かるメリットは様々あります。
デメリットもそれなりにありますが、その中でもよく上げられることをまとめました。
メリット
- 疲れが取れる
- 安眠効果
- リラックス効果
疲れが取れる
湯舟に浸かると疲れが取れやすくなります。
体が温まり、それによって血の巡りが良くなるからです。
血の巡りがよくなって新陳代謝がよくなって体の老廃物や疲労物質が取り除かれます。
安眠効果を得られる
湯舟に浸かることで副交感神経が優位になり、脳の興奮が落ち着きます。
そのためリラックスでき、安眠につながるのです。
効果的ななのは、睡眠時間の2時間前、温度は38~41℃のお湯に20分ほど浸かるのがいいです。
リラックス効果を得られる
湯舟に浸かると少なからずホッとしますよね。
温熱作用によって、血管が広がって、血流やリンパの流れが良くなるからです。
また、筋肉のコリや体の緊張がほぐれるのでホッとするようになります。
リラックス効果を得るためには温度は40℃くらい、お湯が肩に浸かるまでの全身良くがいいです。
ただし、お湯の温度を高くし過ぎるとのぼせてしまうので注意が必要。
デメリット
- ガス代が高くなる
- 脱水症状を起こす危険がある
ガス代が高くなる
シンプルに上げられるのがガス代が高くなることです。
冬場は特にそうですが、毎日お風呂を沸かすとそれなりにガス代は高くなります。
冬場で毎日お風呂を沸かせば、ガス代が1か月で1万円超えるのは不思議ではありません。
脱水症状を起こす危険がある
お風呂に入れば体は温まりますが、同時に汗もかきます。
体から水分が失われるので、お風呂の温度が熱すぎたり、長くお湯に浸かっていると脱水症状になるので気を付けないといけません。
シャワーだけ浴びるメリット・デメリット
シャワーだけ浴びる場合のメリットとデメリットをまとめました。
メリット
- 入浴する時間を節約できる
- ガス代・水道代を節約できる
入浴する時間を節約できる
入浴時間を短くしたい人はシャワーだけで十分です。
シャワーだけなら10分や15分くらいで出てこれますから。
お湯に浸かったらその分、時間が必要なのだし、お湯をためるのももったいないのです。
ガス代・水道代を節約できる
シャワーだけならガス代を節約できますが、水道代も併せて節約できます。
シャワーは1分間に12Lの水を流しています。
それに対してお風呂1回分の水は200L。
シャワーは浴びる時間が長いとかえって高くついてしまいますが、10〜15分くらいならガス代も水道代も抑えられます。
デメリット
- 疲れが取れにくい
- 冬場は寒い
疲れが取れにくい
シャワーだけだと、湯船に浸かった時のリラックス効果や安眠効果を得られません。
ただ体の汚れを落とすだけの作業になってしまいます。
冬場は寒い
シャワーだけだと、冬場は寒いです。
熱いシャワーを浴びても、温まったのは表面だけです。
体の内部までは温まっていないので、風呂場から出るときは寒いです。
自分はシャワーだけなので、冬場は寒くで風呂場から出るのに勇気がいります(笑)
ガス代を節約しながらお風呂に入る方法
ガス代はなるべく節約したいですよね。
ガス会社を変えることが一番下げられるのですが、賃貸だと中々そうはいきません。
ここでは、ガス会社を変えられなくても日々の工夫で節約できる方法をまとめました。
- ガス会社を変える
- お風呂が沸いたらすぐに入る
- 夏場はお湯の設定温度を低く設定する
- お湯を少なめに溜める
- お風呂に入る回数を減らす
- シャワーだけで済ませる
- 節水シャワーを使う
ガス会社を変える
前述のとおり、一番大幅に下げられるのが、ガス会社を変えることです。
今契約しているガス会社より安いガス会社に乗り換えれば、ガス代を安くできます。
ただ、賃貸だと、大家がガス会社と契約しているので、ガス会社を変えることは難しいかもしれません。
お風呂が沸いたらすぐに入る
お風呂が沸いたらすぐに入りましょう。
沸いたのにすぐに入らないで、ぬるくなってまた沸かすのはガス代がもったいないです。
もし、すぐに入れない場合はフタをしておくと保温されるので、冷めにくくなります。
夏場はお湯の設定温度を低く設定する
夏は低めの温度に設定するとガス代を抑えられます。
といっても、夏はいつも暑いから、嫌でも温度は下げますよね。
お湯を少なめに溜める
浴槽にためるお湯が200Lだとしたらそれより少なめの150Lあたりのお湯で止める方法もあります。
150Lくらいのお湯だと、肩までではなく、お腹くらいのかさです。
ただ、このくらいの高さでも充分に温まります。
20分から30分くらい時間をかけて浸かればリラックス効果も得られて、節約にもつながるので、効果的です。
お風呂に入る回数を減らす
1日2回以上、お風呂に入っていませんか?
お風呂に入る回数が多いとそれなりにガス代は高くなっていきます。
お風呂に入る回数を減らせたらそれが一番良いですが、生活習慣は人それぞれなので難しい人もいますよね。
そんな人は1日2回のうち、1回はシャワーのみ、1回はお風呂を沸かすにしたら1日2回沸かすよりもガス代は下げられるかもしれません。
シャワーだけで済ませる
ガス代を安く抑えたい人は断然シャワーだけの方がおすすめです。
お風呂を沸かさなくていいので、ガス代も抑えられます。
日々忙しくてシャワーだけにしている人、入浴時間を節約したい人はシャワーだけの方がいいですね。
ただ、前述したとおり、湯舟につかるメリットを得られず、疲れが取れにくかったり、安眠につながらないデメリットもあります。
翌日が休みの人か、時間に余裕がある人は湯舟にゆっくり浸かるのもいいかもしれません。
節水シャワーヘッドを使う
節水シャワーヘッドはガス代と水道代を節約できます。
シャワーの穴が小さく、少なくなることで水圧を高くして使用する水量を減らせます。
ガス会社を変えられなくても、ガス代と水道代を節約することはあります。
まとめ
「一人暮らしでお風呂を沸かすのはもったいないかな?」
こんな疑問について書きました。
- 一人暮らしでお風呂を沸かすのはもったいないのか?
- シャワーの方が節約になるのか?
- 湯船に浸かるメリット・デメリット
- シャワーのメリット・デメリット
- ガス代を節約する方法
シャワーだけの方が節約になるかというと必ずしもそうとは限りません。
使い方と、工夫が大事なのです。